ド田舎文藝部の暇潰し

都留文で人文

縦の糸は文藝 横の糸はスタバ

  お久しぶりです。そうでない人もお久しぶりです。夢は文藝研究会名誉会長の山下です。

  いやー、揺れましたね。SchoolDays第6話の西園寺世界の心境くらい揺れました。ちなみに僕は世界派です。このことを公言すると各方面から「人格破綻者」や「人間失格」などと生存権すら否定されるんですよ。悪いのは誠だろ!

  さてさて、地震の話はNHKなどテレ東以外のキー局がして下さるので、僕は僕として今回は大学生活の華、サークル活動についてお話したいと思います。

 

  やっぱり大学生活といえばサークル活動だと思うんですよ。サークルで出会う憧れの美人の先輩、気になる同級生とのドキドキ花火、最高の仲間との海外旅行。これぞ青春、これぞ大学生って感じですね。

 

  もちろん僕の所属する文藝研究会、上記の青春を何一つご用意致しません。そんなもん纏めてゴミ箱に捨ててしまうサークルです。

  このままでは先輩たちの顔に泥を塗ったくった後にドライヤーで温風をぶっかけるようなサークル紹介となってしまうので真面目にいきます。

 

  文藝研究会、まずは大きく火曜班と金曜班に分かれます。

  本を読み感想を交流するのが火曜班、文藝が大っぴらに公開できる方です。

  一方で金曜班、こっちは後悔する方です。毎週テーマに沿って短編を作り21時以降に交流し合うという都留文科大学内でもトップクラスに濃ゆい活動となっています。

「えー、でも物語書くのって大変そう。」とか「自分なんかがそんな難しそうなサークルに。」などと宣う方もいるでしょう。大丈夫です。少なくともファミ通の攻略本よりは大丈夫です。

  僕に関して言えば「おかじまを一周するだけの話」や「ドラえもんの二次創作」などの駄作を恥を知らずに生み続けてますし、文藝の名作として語り継がれてる二作のタイトルは「おさかな天国」と「グラタン男、死す」です(どっちも名作ではありますが)。ほら安心できるでしょう?

  もちろんガチな人もいます。読むたびに面白くなるスルメ作品書く先輩もいます。

  そんな文藝研究会ですが新入部員は4名、そのうち2人が離脱したので実質2名、これを存続の危機と呼ばなくてどうする。ちなみに離脱した1人は「あの空気に馴染めなかった。」  などと供述しているそうです。僕のような爽やかスタバ大学生がいるにも関わらず何を言ってるのかちょっとよくわからないですね。

 

  何が言いたいかって、とにかく部員が欲しいんです。欲を言うなら2年後に会計ができる人。何なら猫でもペッパー君でも生協でも構いません。

  少しでも気になった方、桂川祭で文藝の冊子買ってください。作品って人間性出ますし、文藝にどんな人がいるのか知ることができるかもですね。今作に関しては僕もそれなりに真剣に書いてます。たぶん。  

  

  最後に文藝らしく僕の敬愛してやまない作家、森見登美彦さんの作品「四畳半神話大系」の冒頭部を引用して終わりたいと思います。

 

異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか。    
責任者に問いただす必要がある。責任者は何処か。    
私とて誕生以来こんな有り様だったわけではない。

 

文藝の人ってだいたいこんな感じです。