ド田舎文藝部の暇潰し

都留文で人文

食べるって幸せなわけでして(YEH山梨参加記録)

こんにちは。最近ブログの応援やお褒めの言葉をいただきまくり調子に乗ってる山下です。

さてさて今回はYEH山梨ワークショップに参加してきた話をしようと思います。

 

始まりは閲覧数1000超えをして、有頂天になったアホが「お題募集するニキ〜〜」とか言い出した頃です。

こんなお題がやってきました。

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元々このワークショップには誘われていて行く気はあったのですが、まさかこのブログを宣伝にまで活用しようとは、おのれ孔明。お題は募集し続けてるんですけどね。

話を進めたいのですが、ここで「YEH山梨ってなんだよ、パリピか?」みたいな意見が出てくると思いますので軽く説明しましょう。

YEHとはYouth Ending Hunger の略で意味としては「若者世代で飢餓を解決しよう」となっています。そして今回僕が参加したのは、その山梨支部(全国に四つの支部がある)です。要は崇高な団体なわけです。

把握出来たでしょうか、わからない方は職員さんに聞いてみましょう。それでは話を戻します。

 

僕としてはいつも通りの月曜日でした。半観半眠の5限が終わって、オギノなりおかじまなりで飯を調達して帰ろうと思っていたのですが、何か忘れてると頭で引っかかってました。

まあ、何かと言うと、このワークショップをあれだけ約束しておきながら直前まで忘れていたんですね。みなさん僕と約束事するなら再確認が鉄則ですよ。

稲妻の如く衝撃が走り、そうして僕のちゃちなプライドが語りかけてきます。

「お前、飢餓のワークショップなのにそれに関する知識ないとか恥ずかしくないの?」

確かに。食には旅するくらいに興味あるけど、飢餓にはあまりない。飢餓といえば最近、財布の中身がゼロ円になって3日間飢えながら生活したことくらいでしょうか(その時助けて下さった皆さんありがとうございます)。

僕のミジンコにも満たないクソみたいなプライドが図書館へと走らせます。とりあえず飢餓の本を手に取り速読。こういう時に速読スキルをつけといて良かったと思います。

そうして時間の関係上、あまりにも心もとない知識レベルでワークショップに突撃。よし、しっかり吸収して帰ってやるぞ。

ファシリテーター(司会のようなもの)の方から最初の指示が出ます。

「今までで、思い出に残っている食事を絵に描いてみましょう」

すいません、帰っていいですか。僕は美術と音楽と顔面に関してはホント駄目なんです。美術のせいで高校落ちたと今でも思ってます。おのれ髭面ジジイ。

そうして一人ずつ発表していくのですが、みなさん「初めて作ったお弁当」や「初めての料理」など本当に食と人とを繋ぐようなものばかりで素晴らしかったです。

僕ですか、僕はぼっち旅行の時に倉敷で食ったぶっかけうどんです。もちろん感動の欠片もありません。

ついでに言うと僕は自己紹介の前に「地域社会で一番の有名人」などとわけのわからない紹介をされました。思えば、僕ほどTwitterと現実での知名度の差がある人もなかなかいないのではないでしょうか。ちなみに一緒に参加した方の中にも貴重な読者さんがいました。ありがとうありがとう。

 

肝心な内容について語らないと怒られそうなので、そろそろ入っていきましょう。

内容としては「飢餓について知識を増やそう」といった感じでした。動画やクイズなどで深めていくものです。

世界人口のうち10%が飢餓に苦しんでいたり、飢餓と飢饉の違いについてだったり、など初めて知ったこともなかなかありました。

今回YEH山梨さんは知ると知らないとじゃ大違いということでワークショップを行なったということらしいです。僕ら一般人は、何か無理にしようとしないで知っておくというのが、まずは大事なのだと思います。

それで、彼らは何をしているのかと言うと、教育支援や技術提供だそうです。

その場しのぎの物資支援よりも、途上国の自立を促すための扶助の方が将来的に良いでしょうね。納得の行動です。

そんなこんなで今回のワークショップをブログに上げる公約して終了です。なかなかに面白かったですよ、気になる方は次の機会に行ってみてはどうでしょうか。

 

ちなみにこのすぐあとに先輩に出会って牛角直行したのは内緒です。