牛の膵臓をたべたい
ハイランド(挨拶)。ワークショップの最後で教授に将来についてアドバイスされてさらなる袋小路人生を送り続ける山下です。
こんなちんちくりんなタイトルですが、僕は実際食ってみたいんですよね。山下くんホルモンが大好きでして、もうホルモンとビールで人生幸せになれるんですよ。コスパの高い幸せです。
そんでもって膵臓ですが、ホルモン界では「シビレ」と呼ばれています。内臓に関しては大体食ったと自負しているのですが、シビレだけは食ったことないんですよね。一体どこに行けばあるのやら。ホルモンの旅はまだまだ続く。
さてさてこのタイトルですが、みなさんご存知「キミスイ」こと『君の膵臓をたべたい』からもじってます。いつだったか原作読んだ記憶がありますが、あまり感想がなくってですね。いつかもう1回読み直したいと思ってます。(ただ一つ言いたいのはあれで泣けるならダ・カーポIIの朝倉由夢ルートでもめっちゃ泣けますよ)
こういう酸味強めの青春モノって3年に1回くらい流行るってイメージでして、じゃあその前はと言うと『陽だまりの彼女』かな。当時は若く「純愛してぇーー!!」とか言ってました。 重ね合わせるように、僕の思春期はファンモンとGReeeeNという童貞ダブルパンチで構成されてます。僕がサッカー部としてシーブリーズのCMのような青春を目指していた時期の話が聞きたい方は直接どうぞ。現在進行形の黒歴史のブログに過去進行形の黒歴史を綴る気など全くありません。
話を膵臓に戻しましょう。このまえ地上波で映画やってましたよね。数人がTLで「恋っていいな」みたいなこと言ってたのを覚えています。
僕はその時思いました。
「そんなピュアな心を取り戻させてくれる作品に出会いたい」
そんな作品が果たしてあるのか。雪のように降り積もったイノセントな痛みが僕を刺激します。やっぱり俺を歪ませたのは西園寺世界だと思う。
結論から先に言うとですね、あったんですよ。その名作の劇場版は家の録画リストに眠ってました。これぞ運命の出会い。
作品名は『昼顔』です。劇場版です。
おいちょっと待て山下、お前純愛とか言っててなに不倫ドラマ見てんだよ。などとおっしゃる方、いるでしょういるでしょう。まあ、ちょっと止まって僕の詭弁でも聞いてって下さいよ。人生立ち止まるのも大事ですよ。
でもって昼顔ですね。上戸彩と斎藤工のW不倫ドラマってのが一番簡潔な紹介です。別にこれで魅力は十二分に伝わるかと思われます。
このドラマ、描写が実に見事で不倫をしてる最中の映像は、まるで高校生カップルが存分に青春するようなものに仕上げてます。つまりいかにも純愛っぽくしているのです。でもしかし、不倫は汚いものであるという対比が実に見事。
つまり何かって一度一線を超えると純愛をすることも難しくなるってことです。
いますよね、イキリか虚栄心か大人ぶりたいのか知らんけど、やたら性行為の経験数についてアピールして豊かであるように見せる大学生。勿体無いなぁ、というのが見ている感想です。戻れませんよ、たぶん。知らんけど。
お腹が空いたのでここで切り上げます。今メンチカツ作ってるんですけど、揚げてる途中で爆発四散して肉片と玉ねぎ揚げになりそうですが僕の主夫力をもってすれば大丈夫でしょう。僕の将来の夢についてはワークショップで語った通りですので余裕です。恐らく。