ド田舎文藝部の暇潰し

都留文で人文

そしてそして珍道日記5(京都観光編)

みなみなさま、こんにちばんは。本日も本ブログをご愛読いただきありがとうございます。

堅苦しい始まりですが、始まりの挨拶が毎日やってりゃあ無くなるってだけの話です。じゃあ始めていきましょう。

 

今回は京都滞在編です。ゲストハウスで気持ちいい目覚めをして、ふと感じました。

「身体中が痛い」

それもそうかもしれません。初日は大月まで歩いて、2日目はしまなみサイクリング、3日目は松山サイクリングで盛大にこける、4日目は高松でうどんサイクリングと京都2時間散歩。これを10kgは軽くあるカバンを背負いながらやってるんです。疲れて当たり前ですよね。

京都滞在決定です。ゲストハウスのオーナーに連泊を伝え、荷物は置きっぱなしで京都旅に出かけます。ちなみに今回は時間に余裕があるので自転車は使いません。

ちなみに今回泊まった「ゲストハウス京都イン」京都駅からまあまあ近い上に初日は1000円で泊まれました。ありがたい限りです。

 

そんなわけで長い旅路の「安息日」とします。ぶらぶらと京都を散歩してぐっすり寝ることにしましょう。みなさんこの「安息日」、よく覚えといてくださいね。

まず最初に京都ラーメン。濃ゆーい醤油ラーメンを朝から食す。京都駅近くの「新福菜館」さんを訪ねます。

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チャーシュー多くね?

これで並盛です。5枚は入ってましたよ。しかも美味しいんですよこれが。見た目通りの醤油の濃さを持ちながらも、スッキリとした味わい。中太ストレート麺によく合います。

 

さて腹も膨らましたことですし、そうですね、錦市場にでも行きますか。

四条通りあたりですかね、商店街がやたら多い。どれが錦市場かわからんくなってきた。

なんだかんだで着きました。早速食べ歩きですね、こいついっつも食ってんな。

 

抹茶餡饅頭、うまい!

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鴨串揚げ、うまい!

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タコかまぼこ、うまい!

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全部美味しいですね。雰囲気も相まってか、気分が高揚してきます。

 

そして次にやってきたのが、抹茶専門店の「ななや」さんです。名前じゃピンときませんかね。「濃さの選べる抹茶アイス」で話題になったあそこですよ。

抹茶アイスは1~7までの濃さを選べました。僕はダブルで3番と6番を選択。


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左が3番で、右が6番です。一目瞭然ですね。いただきます。

「うんめぇ〜~っ!!!」

これは僕が抹茶アイスは市販のものくらいしか食ったことないからでしょうね。3番の時点で濃い、既に濃い、そして美味すぎる。舌を巡るミルクの甘さと抹茶の渋みがたまりませんね。

そして6番、もうここまでくると冷凍した抹茶の茶葉かよ。でもめっちゃ滑らかなんですよ。そしてほんのりとした甘さが抹茶を引き立てます。すごい、すごい、すごい。京都抹茶すごい。もう普通の抹茶が食べられないってくらいです。ちなみにこれが全体図です(最初から見せろ)。

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抹茶ファンになったところで、もう一つファン関連です。京都といえば、僕の愛してやまない作家さんの聖地なんですよね。今日の目的はほとんどこれです。

そう、森見登美彦聖地巡礼。全部はいけませんが、いけるだけいきましょう。

ちなみに道中に同志社大学がありました。レンガ造りの校舎が美しいですね。うちの本部棟も混ぜてやってくれ。

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そしてやってきました。鴨川デルタ。「四畳半神話大系」で主人公と小津が群れる映画サークルに向かって盛大に花火を打ちまくったあの場所です。

とりあえず記念撮影。

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この時点でカップルに挟まれてます。もうこのシチュエーション最高ですね。僕も花火を打ち込んでしまいたい。

そういや花火禁止の看板がありました。

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次は下鴨神社です。「有頂天家族」の主要舞台ですね。

完全に直感ですが、京都に来ながらここまでお参りをしてないけれども、ここでお祈りすべきだとなりました。

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とりあえず神様に挨拶。身の穢れを落とす場所もありました。僕の数多という言葉で片付けるには余りにも惜しいような穢れを落としてくださるという、かくもありがたいものです。

大学生活に幸あれと祈りまして、御朱印、御守り、おみくじをいただきます。もちろん記念の意味もありますが、この旅で学んだことを忘れないことや、これから個人的には転換期となり忙しくなっていくので、その決意の表れとして気持ちを切り替える理由があります。

結果だけ言うと最高でした、吉だけど。気持ちの問題もあるのでしょうか。これ以上は無いくらいの結果に満足です。

 

さて、外せない場所がまだあります。京都大学ですね。ちなみに哲学の道を忘れたのは失態です。「新訳 走れメロス」の聖地で、これ作品も面白いので、ぜひぜひ。

僕の近しいというか、憧れる人は京都大学に縁がある人が多かったりします。

で、まずは生協に入ります。うちのオンボロ脱法非認可生協と違い、綺麗ですし、書籍量が圧倒的です。

迷わず社会学コーナーへ。

すごいすごいすごい!楽しい!超楽しい!タイトル見ただけでワクワクする!

すごいすごい!うちの大学の非常勤講師の本まである!!うちの大学にすら無いのになんであるんだ!!

欲しい本が見つかりましたが、さすがに高価ですね。ここまで払うと帰れなくなりそうです。うちの図書館に頼めば買ってくれますかね。

で、思ったんですけど、生協ってこうあるべきだよなって感じです。欲しい本がそこにはあるんですよ。うちの大学には需要無さそうなんで、別にいいんですけどね。

 

テンションを上げまくって、学生自治の最先端(と勝手に思ってる)吉田寮へと向かいます。最近ちょっとばかり学生自治についてお話を聞く機会があったので、そのフィールドワークも兼ねてます。

さあ侵入。写真はあまり無いです。観光名所じゃなくて学生が暮らす場所ですので、写真を撮るものでもないでしょう。入口だけ撮りました。

門番さんと少々お話。緊張が全身に走ります。

見学許可をもらってとりあえず一周。もはや文化財の域ですね。どこかの記事にもありましたけど、恐ろしく価値あるものとか眠ってますよこれ。

自治会については「吉田寮の現状」の拡散に努めている印象でした。

すごく簡潔にいうと、吉田寮が市と学校側から、正当な手続きを踏まずに撤去することが決定したと伝えられているというのが現状です。気になった方はぜひググってみてね。

(寮で鶏が飼われてました)

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さて、疲れてきましたね。最後の目的地は、伏見稲荷神社です。聖地ではないんですが、修学旅行で登りきれなかったので、リベンジということです。偽電気ブラン飲みたかった。

登り始めます。伏見稲荷は夜の方が好き派です。エモさ倍増。

 

登る登る。道中けっこう猫がいますね。

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登る登る。夜景が綺麗ですね。

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登る登る。まだですかね。

さすがに遠くないですかね。かれこれ1時間近く登ってますよ。

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あ、なんか、ラスボス手前の階段っぽい。そろそろでしょうか。

たぶん山頂であろう場所に着きました。まずはお参り。もはや記念ですね。

で、ここ、山頂なんですかね。よくわかりません。

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山頂でした。えぇ。

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ここまで約10時間、ノンストップで歩いてます。さすがの山下くんも限界が近いです。電車使わせてもらいます。

 

夜は串カツです。これがまた半端なく美味しい。みなさんもぜひ寄ってください。僕は調子乗って食べすぎました。疲れた身体にビールも染み渡ります。

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ゲストハウス着。出発が9時で、帰宅が22時。

そして歩行記録です。

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「こいつアホちゃう?」

 

以上、京都安息日でした。ここまで読んでくださった貴方に感謝を述べて今日はおしまいです。

ありがとうございました。