ド田舎文藝部の暇潰し

都留文で人文

Excelでサマーウォーズ

こんばんは。後期が終わりました。疲れました。

 

暇なので振り返ります。

 

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(いつみてもクソみたいな時間割だな)

 

今回の目玉は「教育方法論」「教育心理学」「教育メディア(情報基礎演習)」です。さてはこいつ教員向いてないな?

 

中でも教育メディアは(今思えば)面白かったですね。

さて、僕とパソコンの歴史でも振り返っていきましょうか。

 

 

話は思春期に遡ります。

僕は若気の至りによって、パソコンの使用が禁じられていた時期がありましたので、あまり触れ合ったりしたことありませんでした。でも、そんな歴史が無くてもパソコンは嫌いだったと思います。

 

そのまま大学生になって、パソコンから逃げ続けてきましたが、限界が訪れました。

 

教育メディアです。名前的にパソコンを使う授業です。

 

WordとExcelをやったのですが、パソコンが言うことを聞いてくれません。「そこにラインを引け!」ってテレパシーを何度送っても、パソコン君は「ファーーン!!」という空返事をするだけでした。

人間が豊かになるために作られた機械に使われる無能に成り下がり、このままじゃ資本主義の歯車になってしまいます。

 

しかしながらこれを乗り越えなければ僕の教職はパーです。都留文実力派エリートの僕に教職が下りないとなれば、僕の人生もブラックトリガーになります。

 

そんなわけで珍しくテスト前に勉強しました。褒めろ、もっと褒めろ。

 

 

そしてテスト当日ですが、ハッキリ言って余裕だと思ってました。あんなに勉強したの久々だし。

最初はWordの問題です。余裕でした。自称進学校人間機械化カリキュラムを乗り越えた俺からすれば、少し勉強するだけで解けます。

 

そしてExcelのが得意だったので、このまま余裕だと思っていました。

 

Excelの問題は「与えられたクラスの成績表に偏差値を埋めて関数を使って評定をつける」という内容です。

計算式通りに入力し、偏差値を出します。これで単位はいただきです。

 

 

しかしなぜか全員偏差値50と出てきました。

 

 

は??????????????

 

なんだこれ??社会主義国家か???

 

 

偏差値が出せないと評定がつけられません。芋づる式に解けなくなります。文系諸君はセンター数学で1問目から分からなかったあの感覚と思ってください。

 

偏差値は出なくとも時は刻一刻と無情に過ぎていきます。自分の無能さと将来の資本主義歯車化を確信しながら顔だけが冷えていきます。パソコンの偏差値50の群れが理想郷に見えてきました。

 

…………閃いた!!!!!

 

 

稲妻の如く計算式が急浮上。入力。残る時間は2分。サマーウォーズの勝利確定BGMが脳で単位を告げる。

そして偏差値30〜70の群れが誕生します。

 

 

できた!!文化資本主義国家!!!!!

 

 

そして成績はIF関数にIF関数を3回挿入することで完成します。残る時間は1分。見本を確認する暇などありません。

 

自分の記憶のみを頼りに入力。恐怖で指が凍える。

 

「あ、暗算…………!!」

 

脳内おっさんが僕の行為に驚愕してる。こいこい。

入力完了、合ってるかなんて知らない。指が勝手に動いただけ。

 

 

「よろしくお願いしまァァす!!!!!」

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Enterキーをバチン! 評定ドン!! 合ってるオッケー!!!!!

 

保存して提出!!!!!

 

この間1分!!!!! WINNER!!!!俺がキングカズマや!!!!!!

 

長かった戦いも終わり、きっと僕の単位は下りたことでしょう。というか取れてないと学芸員資格が危うい。詳しくは「だけどちょっとかなり足りない」というタイトルのブログを読んでくれ。

 

ちなみに今回は明治維新の本を読んで日本の民主主義について語るはずだったので、こんなくだらないもんにするつもりは無かったです。暇だしいつか書くんだろうけど。

 

じゃあまた会いましょう。