ド田舎文藝部の暇潰し

都留文で人文

そして珍道中は続く

え?タイトルが臭い?知らん知らん、たまには感傷に浸らせろ。

そんなわけでこんにちは。ツルブンステッカーマンこと山下です。文藝研究会(それと僕)の名前を売ることに見事に成功しました。写真やTwitterの拡散など、ありがとうございます。ちなみに僕のお気に入りはこの一枚です。f:id:aoyamasi:20181103223019j:image

 

今回はお題にあった通り学祭参戦記録です。三日間を凝縮するから覚悟してください。

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「こいつは何かしらやってくれるだろう」と思ってた質問者さん。やってやりました。これで心置き無くブログが書けるってもんです。

それじゃあいきましょうか。そもそもなぜツルブンステッカーマンに至ったかというお話です。

回答は実に単純、楽しそうだったからです。コミケのコスプレに憧れてる節があった僕は学祭で何かしらのコスプレをしてやろうと考えてはいたのですが、思いつかずに困っていました。

そんな時に突如学校から舞い降りたステッカー(写真参照)。f:id:aoyamasi:20181104000409j:image

「うわっ、だっせえ!」

申し訳ないですが、素直な感想です。コスプレはもうこれしかないと思いました。ちなみにこのステッカー、僕は好きです。この地味さが絶妙に都留文の素朴さを表現してると思うんですよ。すごくマッチしてるように感じます。

それはさておき、「恥ずかしくないの?親に申し訳ないと思わないの?」などと言われそうですね。

ところでみなさん、かの京都大学の卒業式で使われたこのような標語をご存知でしょうか。

「狂うは一時の恥、狂わぬは一生の恥」

これに限ります。やるかやらないかならやるのです。こんなことできるのは大学だけです。僕は僕が思うように行動するだけです。他は関係ありません。お母さんごめんなさい。

制作時間、脅威の一時間です。実に簡単ですね、じっと見るとこれがいかに適当かがわかりますよ。

 

そんなわけで学祭一日目は呆気なくやってきました。

初日からフル回転です。スポ祭出たかったのですが、そんなこと言ってられません。生地を大急ぎで作成します。

しかし予想通り閑古鳥が鳴くような店の状態でした。ツルブンステッカーの出番です。ここで店の宣伝といきましょう。

歩いてみると、まあ奇怪な目で見られますね。妖怪に出会ったような目ですよ。まあ、ある意味妖怪なんですけどね。あ、ちなみに「都留はユニバースシャツ」は作りました。欲しいなら自分で作ってください。僕に委託するなら容赦なく手数料取ります。

しかしわかる人はわかるんですよね。「こんなことするの山下くらいだからすぐわかった」だってよ。失礼な。まるで僕が変人みたいな言い方じゃないか。

ある程度歩き回るとネットが勝手に拡散してくれます。謎の男がいるとウワサがどんどんひろがるんですね。すごいすごい。

いくらか経過して文藝に写真を求めに来る人も出てきました。その中の一つに「ステッカーを持って写真を撮らせてください」という方もいました。来る者拒まずの精神に則り、僕も応じます。

その結果がこれです。

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「お前ら、許可取った?」

もちろん取ってません。まあ僕もこのコスプレを許可得ずにやってるんでお互い様なんですけどね。ここに関しては「学校が俺を利用した」ではなく「俺が学校さえも動かした」と捉えてます。何か問題でも?ええ、ないでしょうないでしょう。

思い上がりも甚だしいところで一日目は終わります。文藝研究会は公式すらも動かすという伝説を残しました。いぇい。

そして生き恥という名のステージ発表が始まります。ちなみに「山下ならやると思った」などと言われて半ば勝手に申し込まれました。

そしたらビックリですよ。陽キャしかいねえ。イキリ陰キャには厳しいものがあります。

で、ステージですが、何言ったのかなんも覚えてません。何も考えず立って、何も考えず喋って、何も考えず降りました。無心の境地に至ったわけですね。おおマイブラックヒストリー。

酒飲んで寝たい以外の感情が湧きませんでした。

 

そして二日目です。寝坊しました。起きたら集合時間でしたね。やけに落ち着いてましたね。人間平常心こそ大事ですよ。

この日は店が忙しくて30分と外に出てませんでしたね。給仕と集客をダブルでこなしてました。忙しかったですがこんなもん夏の富士急ハイランドの比じゃありません。まだまだいけます。まあ反省点は多かったんですけどね。

わざわざ文藝まできてステッカーと写真を撮りたいって人も増えてきました。こいつはいい傾向ですよ。たまにいなくてごめんなさい。

 

二日目前半戦終了です。こっから夜の部自由時間です。

ラー研のラーメンからスタートです。美味しい。ホットワインです。美味しい。焼き鳥です。美味しい。

そしてカラオケ大会がやってましたね。僕はカラオケ嫌いなので無縁です。見るのは別に構いませんけど。

そしていぃななさんを初めて見ました。ネットで噂は聞いていましたが、それだけでした。

都留文の姫みたいなポジション気取ってるのかなという印象しか無かったのですが、とても本気でアイドルやってて、そんなことを思ってて申し訳なく思いました。夢に向かって一生懸命で感動です。来年はステージ前でオタ芸やろうか悩んでます。

 

いよいよ三日目です。寝坊しました。起きたら集合時間でしたね。人間平常心こそ大切ですよ。

しかし行ってみると一人の先輩が酒飲んで潰れてまだ寝てるとのことです。ちなみにこの先輩、同じことを3年連続でやらかしてます。これは快挙。

まず調理準備を一人で回します。生地三種類、中身四種類の作成です。まさか周りの人もツルブンステッカーの中の人が全力でどら焼き生地を作ってるだなんて思ってないでしょうね。ちょっとほくそ笑んでました。

完成品を持っていき、お店スタートです。僕は朝食に沖縄県人会の沖縄そばと以前お世話になったYEH山梨さんのバナナ春巻をいただきました。お味完璧です。両方とも来年も食べます。ちなみにYEH山梨さんについては当クソブログの『食べることって幸せなことでして』を見てくださいね(宣伝)。

そして二日目三日目になると色々な団体さんとコラボが始まるんですよね。写真はシネマさん、つるポケさん、落研さんですね。


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来年はもっとコラボ先増えないかな、などと思ってます。宣伝料取りたいネ。そもそも来年僕はどうなるんですかね。

三日目はひたすら歩き回りました。一般のお客様へのツルブンステッカーの披露ということにもなりました。あれ、学校の思惑に嵌ってない?気のせいか。ちなみに中の人の特技のルービックキューブも披露しています。あと途中でガスが切れてオギノに激ダッシュしてます。腐っても元サッカー部ですからね。

そして、なんと、なんとです。

 

新入部員がやってきました。

 

まだ希望の段階ですが、入りたいとのことです。すごいすごい。僕が恥のミルフィーユを作り続けた甲斐があったってもんですよ。さあ山下と一緒に2年後の運営をしよう。頼んだぞ。存亡は君にかかってる。あ、ちなみに新入部員まだまだ募集しています。文藝なんてお固いと思ってるでしょうが、そんなことないです。それは僕の稚拙ブログ読んでりゃあわかることでしょう。一緒に創作しましょう。希望者はDMください。お願いします。フラペチーノ奢るから。

文藝研究会の知名度を上げ、新入部員を獲得し、大成功です。尊い犠牲一つでミルフィーユは美味しくできました。

片付けを終えて、三日目の夜の部です。実は山小屋に行って感傷に浸ってました。けいおん!!で唯たちが学祭終わりに号泣した気持ちが少しわかった気がしました。心にポッカリと穴が空きましたね。

そしてそんな中で、楽しかった学祭を締めくくる花火は綺麗で、豪華で、煩かったです。やっぱ彼女必要なのかなあ。

冗談はさておき来年も楽しみです。期待せずに僕ら文藝研究会を待っていてください。

 

そして最後に報告です。こういう時はだいたい自慢です。YEH山梨のお話をしましたが、そのことを扱った回をお偉いさんが読んでくださった上に、お褒めの言葉をいただいたということをバナナ春巻食べながら聞きました。

そしてブログに関わるお仕事の依頼が入る可能性があることや、書く仕事についてのインターンシップの紹介もしてくださるとのことです。僕のブログもここまで来たかと感動しております。

そしていつも読んでくださるみなさんありがとうございます。会う人に「ブログ読んでるよ!」と言われるのが本当に僕の励みです。

それと文藝研究会のウタカタを購入していただいた方、僕の「旅情珍道日記」を読んでいただけたでしょうか。超劣化型森見登美彦みたいな文章ですが、感想をいただけると嬉しいです。お題、質問、感想、固定ツイートの質問箱で常時受け付けております。というか文藝入りたい人おらんか。僕と愉快な文藝ライフを送ろう。本が好きでなくてもこの際構わん。

 

なんか微妙な終わり方ですね。すまねえ。

次回はお題が届いているのでそれについてお話します。できればしたくないお題です。

それじゃあ長文駄文にお付き合いどうもでした。また会いましょう。